雑記:愛着が湧くMacBook Pro (15-inch, Early 2011)

MacBook Pro (15-inch, Early 2011)は、私にとって特別な存在です。10年以上前に購入した当時は、そのパワフルな性能と美しいデザインに驚き、毎日触れるたびに「これが本当にノートパソコンなのか」と感心していました。特に、アルミニウムのユニボディが手にフィットする感覚は、他のラップトップにはない心地よさがあり、今でもこのデザインが一番好きです。

ただ、長年使っているとさすがに古さも感じます。最近のソフトウェアやブラウジングをしていると、少し重く感じることもあります。そこで、メモリを増設したり、HDDをSSDに交換したりして、カスタマイズして延命させることに。結果、作業のスピードが格段に向上し、まだまだ現役で使えるマシンになりました。最新のMacBookにはない自分で手を加えられる「拡張性」も、このモデルの醍醐味です。

振り返ってみると、私がこのMacBook Proで書いた文章や作った作品は数え切れないほどあります。長時間の作業でもキーボードの打ち心地が良く、集中して取り組むことができました。また、出張に持ち出してカフェで作業をしたり、写真編集をしたりと、様々な思い出も詰まっています。この機械とともに過ごした時間は、まさに私のクリエイティブライフそのものだったと言っても過言ではありません。

現在のMacBookは、薄型軽量化が進み、よりスマートで洗練されたデバイスになっていますが、拡張性やカスタマイズの自由度は減りつつあります。その点、この2011年モデルは、ユーザーが手を加えて、自分好みに仕上げる楽しみが残されていました。ハードの進化は嬉しいものですが、個人的にはこの「古き良き」時代のMacBook Proに、いまだに強い愛着を感じます。

これからも、必要に応じて手を加えながら、可能な限り長くこのMacBook Proを使い続けていくつもりです。最新のマシンに目移りしながらも、手元にあるこの一台は、私のクリエイティブなパートナーとして、特別な存在であり続けるでしょう。